イースというタイトルは知ってるでしょうか?
イースは日本ファルコムが発売している、主人公の冒険家アドル・クリスティンの冒険譚を辿るというコンセプトのアクションRPGです。
ナンバリングと時系列が一致しない作品で、今回のイースⅩ(10)は時系列的にはイース1&2の後の話。
(あくまで冒険家アドルが記した冒険譚を1作につき1冊読み解くような設定なので、どこから遊んでも楽しめるのでおすすめ)
逆に、毎作きちんと話が完結するので、どのシリーズから遊んでも大丈夫な親切設計。
ゲームシステムはクロスアクションという独自のシステムで、ソロモードでは主人公アドルか相棒のカージャを操り、スピード感ある連撃で敵を攻撃し、コンビモードでは二人で連携してソードアートオンラインみたいな動きができる。
自分はアクションゲームが実はかなり苦手なのだけど、これはかなり遊びやすくて良かった。
最近のイース8やイース9のいいところはそのままに、爽快感がかなり増した仕上がりだった印象。
ただし、コンビモードでは攻撃の合間以外は常時ガード判定が入るため、一見さんお断りみたいなプレイ難易度にはならないが、若干大味になり気味。
後半はガードブレイクされる頻度も上がるため、ジャストガードが必要になるなど、結構いい塩梅だったとも言えるかな?
ジャストガード時なんかにQTEが発生し、派手なカットインで大ダメージを与えられたりするが、めちゃくちゃかっこよくて熱い。
素早い戦闘の合間に挟まるカットシーンは次もやりたいと思わせるのに十分な仕様だった。
ここはちょっとマイナスポイントなんだけど、今作は海が題材となるため船を操作する必要があるわけだけど、序盤の船は本当にストレス値が高い…。
攻撃は弱い、速度は遅い、加速が全然使えない。
海を進みながら思わず「おっそい・・・」とつぶやいてしまった…。
後半になると船が強化されて快適になるが、それまではきつかったかな…。
アクションとしても面白いけど、ストーリーが本当によかった。
ぜひ遊んでほしい作品。